平版インキは原則として「インキ缶」から「インキつぼ」へ直接入れて使えるよう品質設計されています。
一般に平版インキは、下表のように硬さに応じて3タイプが用意されています。
しかし、紙質、印刷速度、刷り順、室温、その他の条件に応じて、インキの硬さを調整する場合は、次の表を参考にインキを柔らかくする助剤を用いると良いでしょう。
助剤の名称 | 特徴/用途 | 添加量 |
---|---|---|
00ニス | インキの粘り(T.V)が下がり、流動性(DM)も大きくなる/包装紙等の印刷 | 5%以下 |
HiZレジューサー | 00ニスよりもさらにT.VとDMの変化が大きい/ベタ物の印刷 | 5%以下 |
CPコンパウンド | T.Vが下がるが、DMはあまり変化しない/網太りを嫌うカラー印刷 | 5%以下 |